クラブワールドカップの決勝に進んだ「鹿島アントラーズ」は決勝で世界的スーパースター擁するビッグクラブ「レアルマドリード」と対決することから、日本中のサッカーファンから注目を浴びています。
そこで鹿島を象徴する言葉として、「鹿島る」という言葉があります。
これは、鹿島の勝負に勝つための伝統的手法と言われていて、今も受け継がれているのですがどういった意味なのでしょうか?
今回は鹿島るという意味について紹介します。
鹿島るの意味
「鹿島る」とはリードしている時に「時間を使うこと」です。
Jリーグを見ていると、鹿島が勝っている状況で、相手陣内のコーナーフラッグあたりでボールキープをし、CKを得るという場面をよく見ます。
こういった正式なプレーの範囲内でボールを失わないようにキープし、相手にボールを渡らないように、時間をうまく使い勝利に結び付けるといったプレーが「鹿島る」ということなのです。
同じ様な時間稼ぎとして「中東戦法」という言葉があります。
これは主に中東の国がやっている戦法で、接触プレーなどで痛いふりをしてピッチにうずくまったりすることで、時間を稼ぐ戦法です。
日本代表が中東の国と試合していると良くみる光景ですね。
「鹿島る」はこういったいやらしい「中東戦法」と違ってうまく
ゲームをコントロールし、試合巧者として勝利を確実にする試合運びをすることから、Jリーグ18冠につながっているのでしょう。
「鹿島る」の動画
ローリング鹿島るとは
コーナーフラグ付近で体を張ってキープするだけが「鹿島る」ではありません!
下記の動画のように、まるで練習の鳥カゴのようなプレーで時間を使う「ローリング鹿島る」という言葉もあります。
練習中ならまだしも、天皇杯の決勝でこのプレーを披露しています。動画でみると簡単そうにやってのけていますが、これをするのはかなりの技術が必要です。
ローリング鹿島るは美しいの一言ですね。。。
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